おはようございます♪
いきなりですが、あなたはワイヤレスヘッドホン・イヤホンを使っていますか?
最近では、多くのオーディオメーカーからBluetooth対応のワイヤレスヘッドホン・イヤホンが発売されていますね。
それに、iPhoneからイヤホンジャックが無くなったりと、有線のヘッドホン・イヤホンが少しずつ使いづらくなってきています。
それでも今だに、有線のヘッドホン・イヤホンを使っているという方には、以下のような理由が多いではないですか?
- 有線の方が高音質だから
- 有線の高級ヘッドホン・イヤホン持っている(買い換えるのはもったいない)
- 既存のワイヤレスヘッドホン・イヤホンの中で欲しいものがない(スペックやデザイン面で)
もしあなたが2と3の理由に該当する場合、ワイヤレスヘッドホン・イヤホンを使ってみたい(試したい)と思ってはいるが、仕方なく有線のヘッドホン・イヤホンを使っているのではないですか?
「お気に入りの有線ヘッドホン・イヤホンがそのままワイヤレスで使えたらな」と一度は思ったことがありますよね。
実は、その悩みは簡単に解決することができるんです。
しかも、高音質を維持しながら。
そこで今回は、前半で有線のヘッドホン・イヤホンをワイヤレス化する際に最低限知っておきたい基礎知識を。後半で、あなたのお気に入りの有線ヘッドホン・イヤホンに取り付けるだけで簡単にワイヤレス化することができるオススメのオーディオアイテムを2つ紹介します。
基礎知識:コーデックの種類について
あなたの有線ヘッドホン・イヤホンの音質を維持したままBluetooth化するために、必ず知っておかなければならない基礎知識があります。
ここではまず、その基礎知識であるコーデックについて紹介します。
コーデックとは?
Bluetooth対応のデバイスからワイヤレスヘッドホン・イヤホンにミュージックデータを転送場合、ミュージックデータは一度圧縮され(データ量を減らし)転送されます。
この圧縮方式をコーデックと呼びます。
ワイヤレスヘッドホン・イヤホンの音質には、このコーデックの種類がかなり影響します。
コーデックの種類、特徴を以下の表にまとめておきます。
コーデックは、デバイスとヘッドホン・イヤホンの両方が対応している必要があります。例えば、デバイスがAAC対応、イヤホンがSBC対応の場合は、汎用性のあるSBCが選ばれるため音質が悪くなります。
音質にこだわるなら、最低でもACC、aptX対応のワイヤレスヘッドホン・イヤホンを選ぶのがオススメです。有線とほとんど変わらない音質を求めるなら、LDAC対応のものを選んでください。
コーデック | 対応デバイス | 音質 | 特徴 |
SBC | ほぼ全て | × | ほぼ全てのBluetoothデバイスに対応するが、音質は悪い。転送時のタイムラグがあるため、音遅れが発生することも。 |
AAC | iPhone | ◯ | 主にiPhoneで使われるコーデック。音質も良く、タイムラグもほとんどない。 |
aptX | Android | ◯ | Androidデバイスやハイレゾ対応のプレーヤーで使われるコーデック。音質も良く、タイムラグもほとんどない。 |
LDAC | SONY製品 | ◎ | 有線と比較しても遜色ない高音質。SONY製品以外に対応している製品は少ない。今後普及していく可能性あり。 |
お気に入りのヘッドホンをワイヤレス化!高音質オーディオアイテム2選
どちらも決して安くはないアイテムですが全てのコーデックに対応(LDACにも対応)しているため、有線→ワイヤレスに切り替えたとしても音質をほとんど損なうことなく音楽を楽しむことができます。そのため、あなたのお気に入りのヘッドホン・イヤホンをそのまま簡単にワイヤレス化(Bluetooth対応)することができます。
① オーディオテクニカ AT-PHA55BT
対応コーデック:LDAC/aptX/AAC/SBC
連続使用可能時間:最大8時間
通信方式:Bluetooth標準規格Ver.4.2準拠
② SONY MUC-M2BT1
対応コーデック:LDAC/aptX/AAC/SBC
連続使用可能時間:最大7.5時間
通信方式:Bluetooth標準規格Ver.4.1準拠
※MMCX端子対応のイヤホン(SONY、SHUREなどの高級イヤホン)でないと使用できない