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【Photoshop】調整レイヤーを使用したやり直し可能な色調補正

本日は、『調整レイヤー』を使用したやり直し可能な色調補正の方法について紹介します。元の画像に手を加えずに画像を編集することを『非破壊編集』と呼びます。『非破壊編集』の場合は、たとえミスしたとしても元の画像に戻すこともできるため非常に便利です。

調整レイヤーとは?

ある特定の機能をもったレイヤーです。Photoshopには16種類もの調整レイヤーが用意されています。その中でも、今回は『明るさ・コントラスト』の調整レイヤーを例に初回していきます。

今回はこの画像の明るさとコントラストを調整レイヤーを使って調整していきます。

photoshop_adjustment_layer

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調整レイヤーの作成

補正対象のレイヤーを選択した状態で、メニューから『レイヤー』>『新規調整レイヤー』>目的の色調補正を選択。
※ここでは、『明るさ・コントラスト』を選択します。

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『新規レイヤー』ダイアログが表示されます。各項目を任意で設定して『OK』をクリック

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『明るさ・コントラスト』の調整レイヤーが作成されました。

調整レイヤーの編集方法

『属性』パネルが既に表示されている場合は、編集したい調整レイヤーを選択するだけで編集が可能です。そうでない場合は、編集したい調整レイヤーのサムネイル部分をダブルクリックで『属性』パネルを表示させることができます。

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試しに、『明るさ:85』、『コントラスト:-50』で設定してみます。

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調整レイヤー適用前

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調整レイヤー適用後

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画像に『明るさ・コントラスト』の効果が効いていることがわかります。

このように調整レイヤーを使って色調補正を行うことができます。調整レイヤーを使っているので、調整レイヤーの目玉アイコンをクリックすることで、調整レイヤーの効果を表示・非表示で調整することが可能です。

通常の色調補正との違い

前回の記事(【Photoshop】カラー情報チャンネルから選択範囲を作成する方法)で直接画像に色調補正を行う方法を紹介しました。画像に直接色調補正を行う方法と、調整レイヤーを使った色調補正との違いを簡単に紹介します。

調整レイヤーを使った色調補正の場合…
①編集のたびに画質が劣化しない
②元の画像に戻すことが可能
③一時的に効果を非表示にできる

逆にいうと、通常の色調補正の場合上記の全てができません。

直下のレイヤーにのみ効果を適用する方法

調整レイヤーは、自身よりも下部にある全てのレイヤーに適用します。調整レイヤーの効果を直下のレイヤーにのみ適用する方法を紹介します。

対象の調整レイヤーを選択した状態で、『レイヤー』パネルのパネルオプションから『クリッピングマスクを作成』を選択。

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すると、調整レイヤーの左端に下向きの矢印が表示されます。この状態であれば、調整レイヤーの直下のレイヤー以外には効果は適用されません。

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以上が、調整レイヤーを使った基本的な色調補正の方法になります。通常の色調補正との違いなども是非覚えておいてください!!

Photoshop
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