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【Photoshop】コピースタンプツールで不要な部分を消す方法

おはようございます♪

今回は、写真のレタッチや画像内の不要な部分を消したいときに非常に役立つコピースタンプツールの基本的な使い方を紹介していきます。

今回使用するのはこの画像。

photoshop_tool_copyStamp

画像内のテキスト部分(BORN TO RIDE)を、コピースタンプツールを使って消していきます。

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コピースタンプツールの基本的な使い方

ツールパネルからコピースタンプツールを選択します。

photoshop_tool_copyStamp_2

役立つショートカット

コピースタンプツールを選択:S

次に、任意のブラシの形状を設定します。

ここでは、消したい部分が比較的大きいため『直径:100px』、『硬さ:70%』、『ソフト円ブラシ』を選択しています。
※修正したい部分に応じたブラシの形状に設定してください。

photoshop_tool_copyStamp_3

ブラシ形状の設定が終わったら、実際に不要な部分を消していきます。

コピースタンプツールの基本的な考え方としては、はじめに画像内でコピーしたい部分を選択、次にコピーした部分で該当箇所を塗りつぶしていくみたいなイメージです。

① 下準備(新規レイヤーを作成)

コピースタンプツールを直接画像に何度も使用した場合、ヒストリーがいっぱいになって、コピースタンプを使用する前の状態に戻すことができなくなります。

photoshop_delete_unnecessary_object_9

この状況を防ぐために、以下2点の下準備を行っておきましょう。

  • 画像レイヤーの上に新規レイヤーを作成する
  • オプションバーで『サンプル:すべてのレイヤー』に変更しておく

photoshop_delete_unnecessary_object_10

これらの下準備を行っておけば、たとえヒストリーがいっぱいになってしまっても、作成したレイヤー(コピースタンプを使用したレイヤー)を非表示にしたり、消しゴムツールなどを使って不要な部分を消したりすることで、コピースタンプを使用する直前の段階に戻すことができます。

② コピーしたい部分を選択

下準備が終わったら、実際にコピースタンプツールを使って色を塗っていきます。

まずは色の抽出からです。

不要な部分を消した場合でも写真に違和感が残らないように、消したい部分と似たような色・パターンの部分を画像内で探します。(基本的には消したい部分の周辺です。)

今回の場合は、背景に複雑な色やパターンがないため、消したい部分のすぐ上の部分をコピーします。

photoshop_tool_copyStamp_4

コピーしたい部分を、『option(Alt)』を押しながらクリックします。

クリックした部分がサンプルポイントとして抽出され、描画色に抽出した色がセットされます。

③ 不要な部分を消す

色の抽出が終わったら、抽出した色で塗っていきます。
※ 色を塗る際は、目的のレイヤーが選択されているか必ず確認してから行ってください。

任意の部分をサンプルポイントとしてコピーした状態で、消したい部分をクリック、もしくはドラッグすることで塗りつぶすことができます。

photoshop_tool_copyStamp_5

サンプルポイントとしてコピーしたポイントはカーソルの動きに合わせて一緒に動くため、ドラッグなどで塗りつぶしていく場合は、こまめにサンプルポイントの位置を確認することをオススメします。

テキスト部分を全て消すことができました。非常に簡単ですね!

photoshop_tool_copyStamp_6

壁にテキスト部分の落書きがなかったかのように、自然に消すことができました。

このようにコピースタンプツールは、画像内のちょっとしたゴミや塵などの不要な部分を消すのに役立ちます。

また、コピースタンプツールはお肌のレタッチにも便利です。特に、インスタグラムで自撮り写真などをよくアップする女性の方は使い方を覚えておくとオススメです。
参考 【Photoshop】ブラシツールでシミ・そばかすを綺麗にする方法

画像内の細かい汚れを取り除く場合は、『ダスト&スクラッチ』フィルターもオススメです。詳しい使い方は、以下記事を参考にしてください。
参考 【Photoshop】『ダスト&スクラッチ』フィルターでキズやゴミを取り除く

Photoshop
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