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【Illustrator】形状モードとパスファインダーの基本操作

おはようございます♪

最近無駄遣いが止まらないZヤマです…。節約って難しいですね。

今日は、Illustratorの便利な2つの機能を紹介します。形状モードとパスファインダーというものです。これらの機能を使えば、複数のオブジェクトを組み合わせてオブジェクトを描くことができます。特にIllustrator初心者の方は、これらの機能を覚えるだけで作業の幅がグッと広がると思います。是非この機会に覚えてください!

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形状モード

パスファインダーパネルの上半分の機能を形状モードといいます。

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形状モードには以下の4つの種類があります。

①合体

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合体は、複数のオブジェクトを合体して1つのオブジェクトにする機能です。前面のオブジェクトの『線』と『塗り』が継承されます。

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②前面オブジェクトで型抜き

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名前通り前面にあるオブジェクトで背面にあるオブジェクトを型抜きします。背面のオブジェクトの『線』と『塗り』が継承されます。

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③交差

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オブジェクトの重なり合った部分だけを残し、1つのオブジェクトとして作成します。前面のオブジェクトの『線』と『塗り』が継承されます。

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④中マド

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交差の逆で、オブジェクトの重なり合った部分を切り取って、それ以外の部分を1つのオブジェクトとして作成します。前面のオブジェクトの『線』と『塗り』が継承されます。

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豆知識

形状モードを使用する際に、option キーを押しながらクリックすると、『複合シェイプ』を作成することができます。『複合シェイプ』とは、合成前のオブジェクトの状態を残したまま見た目だけ変化させることができる機能です。そのためこの機能を使えば、オブジェクトを合成した後でも、複合シェイプを解除することで合成前の状態にいつでも戻すことが可能です。

パスファインダー

パスファインダーパネルの下半分の機能をパスファインダーといいます。パスファインダーを適用した後のオブジェクトはグループ化されます。またパスファインダーでは、形状モードのように複合シェイプを作成することができません。

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パスファインダーには以下の6つの種類があります。

①分割

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オブジェクトの重なった部分で分割されます。重なっていた部分のオブジェクトの『線』と『塗り』は、前面のオブジェクトのものが継承されます。

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②刈り込み

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オブジェクトが前面に配置されたそれぞれのオブジェクトで切り抜かれます。適用後は『線』のない『塗り』のみのオブジェクトになります。

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③合流

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刈り込みと非常に似た機能ですが、合流の場合は合成後に同じ色のオブジェクトは合体します。

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④切り抜き

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形状モードの『交差』と似ています。しかし切り抜きの場合は、前面と背面で重なっていた部分と前面のオブジェクトで型抜きされた部分の2つのオブジェクトが作成されます。前者には、前面の部分の『塗り』のみが継承されます。後者は、『塗り』と『線』のどちらもないオブジェクトとして作成されます。

 

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⑤アウトライン

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前面と背面のオブジェクトを合体した状態のアウトラインされたオブジェクトが作成されます。

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⑥背面オブジェクトで型抜き

名前通り背面にあるオブジェクトで前面にあるオブジェクトを型抜きします。前面のオブジェクトの線と塗りが継承されます。

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以上が、パスファインダーパネル内にある形状モードとパスファインダーの基本操作の紹介になります。今回紹介した形状モードやパスファインダーの機能と様々な図形ツールを組み合わせて、トレース等もより綺麗に仕上げることもできます。今まで時間がかかっていた作業を短縮できるかもしれません。Illustrator初心者の方がまず覚えるべき機能であることは間違いないです。いろいろ使ってみて、是非使いこなせるようになってください!!

Illustrator
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