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【Illustrator】シェイプ形成ツールの使い方まとめ

おはようございます♪

サッカー日本代表 VS イラク代表の試合は劇的でしたね!!決勝ゴールは思わず声を上げてしまったZヤマです!昨日のオーストラリア戦は勝ち越せなくて残念でしたが、いい試合でしたね♪次の試合は是非勝って欲しいですね。

さて、今日はIllustratorのシェイプ形成ツールについて紹介していきます。

このツールは、ドラッグやクリック選択することで、重なったオブジェクトを簡単に合体したり、分割することができるとても役立つツールです。機能的には、形状モードやパスファインダーに似ています。
参考 【Illustrator】形状モードとパスファインダーの基本操作

それでは使い方を紹介していきます。

illustrator_shape_builder_tool

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基本的な使い方

①合成する範囲の選択

合成したいオブジェクトを選択して、シェイプ形成ツールに切り替えることで機能が使えるようになります。使い方は簡単で、オブジェクトの合成したい箇所をクリック or ドラッグして選択するだけです。

役立つショートカット

シェイプ形成ツールに切り替え
shift + M

選択ツールに切り替え
V

 

注意点としては、シェイプ形成ツールで合体を行う際はオブジェクトの『塗り』を意識して操作してください。合成される部分の色は、合成する直前にツールパネルにセットされている『塗り』の色になります。
※シェイプ形成ツールオプションが『スウォッチ』の場合

例えば、今回は左のピンク色のオブジェクトの『塗り』でオブジェクトを合体したいとします。その場合は、はじめにピンク色のオブジェクトを選択してから、両方のオブジェクトを選択します。
※Illustratorの仕様上、はじめに選択したオブジェクトの『塗り』と『線』がツールパネルにセットされるため。

illustrator_shape_builder_tool_5

その後、両方のオブジェクトを選択して操作していきます。

illustrator_shape_builder_tool_2

※選択した箇所(合成する箇所)は、内部が網目状で表示されます。

こんな感じで選択した箇所のオブジェクトが合体しました。

illustrator_shape_builder_tool_6

Shift キー + ドラッグで矩形選択もできます。

illustrator_shape_builder_tool_3

②削除する範囲を選択する

削除したい箇所を選択する場合は、先ほどの操作にoption キー(WindowsではAlt キー)を加えるだけです。

illustrator_shape_builder_tool_4

基本的な使い方はこれだけです!!とても簡単ですね♪

シェイプ形成ツールオプションの使い方

ここではシェイプ形成ツールオプションの使い方を紹介します。
機能的にはそこまで多くなくスッキリしています。

ツールパネル上で、アイコンをダブルクリックすることでオプションを表示することができます。基本的にはデフォルト状態の使用で問題ないと思います。あなたの用途に合わせて設定してください。

illustrator_shape_builder_tool_7

①隙間の検出

この項目にチェックを入れた場合、オブジェクト間にある隙間を検出してくれます。

例えば、以下の画像のようにオブジェクト間に9pxの隙間があるとします。

illustrator_shape_builder_tool_8

チェックなしの場合

illustrator_shape_builder_tool_9

チェックありの場合

illustrator_shape_builder_tool_10

②塗りつぶされたパスをクローズパスとして処理

この項目にチェックを入れた場合、たとえオープンパスでも『塗り』が設定されていれば、クローズパスとして処理することができます。チェックがない場合は、オープンパスの場合はパス部分しか扱うことができません。

③結合モードで線をクリックしてパスを分割

この項目にチェックを入れた場合、オブジェクトの『塗り』部分だけじゃなく、『線』(パス)部分を指定して分割することができます。

④強調表示

この項目では、シェイプ形成ツールを使用して選択した箇所をどのように表示するかを変更することができます。デフォルトでは、選択した箇所の『塗り』部分は網目状に、『線』部分はサーモンピンクでハイライトされます。

⑤次のカラーを選択

illustrator_shape_builder_tool_11

この項目では、シェイプ形成ツールでオブジェクトの合成を行う際に、合成されるカラーをどのように利用するかを変更することができます。

『スウォッチ』の場合

これがデフォルト設定です。前半部分でも紹介しましたが、この場合は合成される直前にツールパネルにセットされている『塗り』の色が利用されます。

『オブジェクト』の場合

この設定の場合は、選択したオブジェクトの『線』や『アピアランス』が利用されます。

カーソルスウォッチプレビュー

この項目にチェックを入れた場合、シェイプ形成ツールを使用する時にカーソルスウォッチが表示されるようになります。

illustrator_shape_builder_tool_12

スウォッチパネルの色を選択している場合は、矢印キーでスウォッチパネル内の色に自由に変更することができます。

 

以上が、シェイプ形成ツールの使い方まとめになります。
操作方法も複雑ではなく、オプションも項目数は少ないツールなので、初心者の方もすぐに覚えることができると思います。

パスファインダーの『合体』、『分割』、『型抜き』などの合成を、このツールを使うことで、クリックやドラッグでより直感的に簡単に行うことができます。また、パネルアイコンの選択をいちいち行わなくて済むので、慣れてくればかなりの作業時間の短縮に繋がります。初心者の方は、是非マスターしておきたいツールの一つです♪

Illustrator
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